先日、田布施町城南に住むT氏より、富永有隣の資料を預かりました。衣裳ケース2個に入っている資料をまだ一部だけですが調査・分類をしました。富永有隣そのものの資料よりも、昭和13年に建立した顕彰碑に関わる資料がたくさんありました。まずは、その顕彰碑にかかわる組織,寄付,写真,賛同者などに関わる資料を目録に沿って整理しました。
富永有隣に関わる資料を調査中の郷土館長Nさん
衣裳ケースに納められた資料をざっと見ると、富永有隣顕彰碑建立に関わる資料と、当時の吉井村や城南村に関わる資料が多いように思いました。それも、幕末から昭和40年頃にかけての資料です。富永有隣の資料も大切ですが、幕末から昭和にかけての城南地区の成り立ちを知る史料も大切だと思います。虫が食った和紙などいくつもの不思議な資料がたくさんあります。これらの古い資料を、じっくり時間をかけて調査してみたいと思います。
番号付けを行って、分類・整理中の古い資料
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田布施町郷土館 富永有隣資料を調査・分類
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