この日曜日(3/15)、定例ウォーキングに行ってきました。今回は、かつて「麻郷まいり」と呼ばれていた巡礼コースの一部をウォーキングしました。先月の下見時の反省を元に、コースを一部変更しました。変更したのは、交通の安全を考えてのことです。戎ヶ下バス停を降りてから、下見の時のように先に戎ヶ下大師堂へ行くのではなく、先に菅原神社や渡船場跡へ行くことにしました。
最初に行ったのは菅原神社です。石の階段を登ってお社を見た後、ここに埋めてあるタイムカプセルについて説明しました。このタイムカプセルは、当時の小学生が60歳頃に掘り出す予定のようです。埋めてから34年経っているので、掘り出すのは16年後のようです。
菅原神社の石階段 タイムカプセルを埋めた場所 戎ヶ下菅原神社
菅原神社を過ぎると、渡船場跡を見ました。南周防大橋が完成するまで、戎ヶ下と水場は船で結ばれていました。私も子供の頃に利用したことがあります。光市などに通勤する曽根や佐賀の人々は、この船に乗って戎ヶ下に渡っていました。そして、戎ヶ下からバスに乗って光市などへ通勤していたのです。当時の戎ヶ下には、これらの通勤者のための旅館や割烹料理店などがありました。水場側には今でも桟橋跡が残っています。
戎ヶ下の渡船場跡 お地蔵様 成器堂の跡
渡船場跡を過ぎると、通る人を見守るように立つお地蔵様を見ました。このお地蔵様は立っている場所こそ少し変わりましたが、江戸時代からこの道を通る人々を見守っています。ちなみに、お地蔵様が立っている道はもともと国道188号線でした。かつては、バスが通っていました。次に、麻郷小学校の前身である成器堂跡を見学しました。
南平和十一番ヶ所霊場の戎ヶ下大師堂
成器堂跡を過ぎて少し歩くと、今の国道188号線に突き当たります。その国道を横切って、戎ヶ下大師堂に行きました。この大師堂は国道から奥まった坂上にあるため、知らない方が少なくないです。地元の方が守っている数少ない大師堂の一つです。大師堂隣りの山を巡るように、お地蔵様が八十八体以上安置されています。このたくさんのお地蔵様を描いた絵手紙が大師堂内に飾られています。ちなみに、この大師堂は南平和十一番ヶ所霊場の札所です。かつて、たくさんの巡礼者が立ち寄っていました。
戎ヶ下から浜城へ向かう 妙躰神社の御旅所 妙躰神社で一休み
戎ヶ下大師堂を過ぎると、泊団地を通過して、浜城の妙躰神社に向かいました。しばらく緩い坂道を上っていると、道横にイノシシを捕まえる罠が置いてありました。この付近はイノシシがたくさん出るのでしょう。坂道を登っていると御旅所がありました。この上に神輿を乗せて神様にお休みいただくのです。御旅所前の道のすぐ上に石鳥居がありました。この鳥居をくぐって石階段をしばらく登ると、浜城の妙躰神社に到着です。
妙躰神社から、獣道のような険しい道を登る
妙躰神社はもともと谷筋にあったため、過去に何度か濁流に流されたそうです。今のお社は、三度目に再建されたものだとのことです。何度も流されたため、谷筋から少し離れた、安全な場所に再建されています。妙躰神社前で少し休んだ後、険しい道を登りました。道は無く、赤いテープを頼りに登りました。
今回ウォーキングした、戎ヶ下,浜城,蓮輪,米出,鳥越
==========健康ウォーキングクラブ==========
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田布施町 楽しかった戎ヶ下,城山,浜城ほかウォーキング(1/3)
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