浜城妙躰神社で少し休憩した後、いよいよ城山に登りました。この山の頂上は、単に山のいただきではありません。国道188線から肉眼で見えるほどの巨大な岩が頂上に鎮座しているのです。さらに、不思議な石垣があり、周りに瓦が散乱している遺跡でもあるのです。いろいろ調べてましたが、その遺跡が何なのかまだ分かりません。
さあ頂上に向かってGo! 落葉で滑りやすく注意 そろそろ頂上です
その遺跡で分かっているのは、「何らかの瓦屋根の建物が石垣の上に建てられていた。」だけです。言い伝えがほとんど消えているため、大正年間位までに建物が倒壊したのではないかと思われます。瓦が散乱しているため自然災害で倒壊したようにも見えます。地元の方によると昔「雨乞いの火を焚いていたらしい」とのこと。頂上の大岩に何らかの関係があったのではないかとも思われます。これだけ何も分からない遺跡は珍しいです。石垣上の建物跡は広場となっており、草や灌木があちこちに生えています。
あいにくの天気だったけど、絶景が眼下に広がる頂上
不思議な石垣の遺跡がある頂上に登るにあたって、4歳のNちゃんが登ることができるかとても心配でした。実際、頂上手前で泣きべそをかいていました。しかし、元気に登り切りました。これまでのウォーキングで最年少のNちゃんでした。
頂上に着くと、各人が広場に適度に散らばって昼食休憩にしました。心配していた天気は晴れとはなりませんでしたが、平生湾の水場,曽根,大野,平生街,八海,鳥越,浜城などが眼下に見えました。馬島や佐合島なども見えました。そして手前に泊団地が大きく見えました。
地元の元気なお三方 広場で昼食休憩 美味しい昼食でした
今回のウォーキング参加者は24名でした。景色の絶景ポイントにぎりぎり全員が入って写真を撮影することができました。この撮影ポイントの向こう側は岩があり絶壁となっています。雨で濡れて滑りやすいため、岩の上には絶対に乗らないように皆さんに注意しました。あいにくの曇り空でしたが、史跡に加えて景色を楽しんでもらうことができて良かったです。
頂上の絶景ポイントで写真撮影、岩の向こう側は絶壁
頂上でお昼休憩中、しぶきのような小雨になってきました。このため、雨具に着替えて下山することにしました。登る時より降りる時の方が危ないことがあります。山歩きの経験が少ない子供達を先導するように、私がゆっくりと山道を下りました。落ち葉が濡れて滑りやすいため、とにかく木やロープから手を離さないように言いました。手さえしっかり握っていれば、たとえ滑っても滑り落ちないからです。しかし、私の心配をよそにしっかりとした足取りで降りてくれました。20分位で、ふもとの浜城妙躰神社に到着しました。
石垣の遺跡にお別れ 落ち葉で滑らないように 山のふもとに到着
==========健康ウォーキングクラブ==========
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田布施町 楽しかった戎ヶ下,城山,浜城ほかウォーキング(2/3)
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