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Channel: 東京里山農業日誌
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山口県への引越し準備(6)

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 ※引越し直前からインターネット開通までの期間(4/6〜4/24)、ブログに掲載できなかった記事を順次追記します。しばらく後に日付どおりに割り当て直します。



4月6日、いよいよ山口県に移動する日になりました。40年ぶりの片道切符を使っての最後の帰省です。ただ、いつもと違って今回は生き物を連れての帰省です。愛猫(鈴「リン」ちゃん)を連れての帰省です。これまで実質放し飼いでしたので、帰省中カゴの中で静かにしているかとても心配でした。

                 出発前、20年近く住んだ家の前で


 猫を入れたカゴは最初軽かったのですが、バス停までの数百メートル持って歩いているとだんだん重くなってきました。新幹線にのる新横浜駅で猫の搭乗手続きをしました。動物用の特別な乗車賃かと思っていたら、動物は荷物扱いなのですね。手続きを済ませると猫を入れたカゴに荷物札を付けました。

        南陽台バス停に到着           荷物札を付けた猫カゴ
 

 新幹線に猫と一緒に乗ると一番前の席でした。猫は思ったよりおとなしく、時々ニャーと鳴きますが静かで安心しました。天気が良く、外をみると久しぶりに新幹線から富士山を見ることができました。毎年一年に二度は帰省していましたので、東京に来てからのこの四十年で計80回は新幹線に乗ったことになりました。年3〜4回帰省したこともありますので、100回近く新幹線に乗ったのではないかと思います。

                 新幹線から見えた、久しぶりの富士山


 午後3時頃に新横浜で新幹線に乗ったので、大阪近くになると空がだんだん暗くなってきました。夕焼けを見ながら、この40年間の東京での生活を振り返りました。下宿した学生時代、会社での寮生活、結婚後に何度も引越ししたこと、子育てや転職のことなどを何度も思い出しました。

  時々ニャーと鳴くもおとなしい猫        新幹線から見た夕暮れの空
 

 最終駅の田布施駅には夜の八時頃に着きました。駅前は満月の月明かりが照らされていました。しかし、待てど暮らせどタクシーが来ません。不思議なことに私の後ろで待っている人には次々にタクシーが来るのです。待っている人に声をかけて聞いてみると、なんとタクシーは電話で予約しないと来ないとのことでした。驚きました、田舎なのですねえ!タクシーの電話番号を聞いて予約しました。すると、しばらくしてタクシーが来ました。猫と私はタクシーに乗り込んで、ようやく山口県の我家に着きました。

        月明かりの駅前、「タクシーのりば」と書いてあるのに予約しかないとは


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