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Channel: 東京里山農業日誌
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白菜の間引きと食害対策

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 9月初めに種をまいた白菜が発芽し育ってきため最初の間引きをしました。育った白菜がある一方で、葉に穴が開いた白菜や発芽後消えてしまった白菜がありました。今回、寒冷紗を外して間引きと食害対策をしました。

          せっかく種をまいたのに、発芽後に食害にあった形跡


 間引きはいつでもできますが、食害はすぐに対策しなければなりません。虫を探し出して退治しなければ他の白菜まで食べられてしまいます。犯人はだいたい分かっています。夜盗虫です。夜の間に葉を食べて、朝になると土の中に隠れる虫です。白菜の根本を探っていると出てきました。まだ、それほど大きくありません。このまま夜盗虫が大きくなると一夜にして白菜がダメになります。根絶がなかなか難しい害虫です。

    食害された白菜      出てきた、憎っくき夜盗虫      隣りの白菜を移植
  

 食害にあった白菜は、隣りの元気の良い白菜を掘って移植しました。間引きした白菜の中で良く育ったものを苗として移植しました。移植後はしなびたりするため、一時的に日陰のための枯草で覆っておきました。活着すると良いのですが。

     押しくらまんじゅう状態の白菜           間引いて2本の白菜を残す
 

 食害されなかった白菜は、たくさんの白菜が押しくらまんじゅう状態に混みあっていました。二本の白菜が残るように間引きしました。数週間後、この二本のうち一本だけを残すように最後の間引きをします。11月終わり頃になると、寒さで害虫が発生しなくなるため寒冷紗を外します。そして、12月から2月にかけて美味しい白菜を収穫できます。今年も美味しい白菜を収穫することができるでしょうか。楽しみです。

            再び寒冷紗を閉じた白菜の畝、数週間後に最後の間引き


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