Quantcast
Channel: 東京里山農業日誌
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4618

長府 功山寺,毛利邸,乃木神社などをウォーキング(4/4)

$
0
0

 乃木神社を出ると、次に覚苑寺に向かいました。覚苑寺への軽い登坂の参道を歩きました。途中、長門国の国分寺跡を見ました。今は石が残っているだけでしたが、かつては荘厳な古代の建物が建っていたのでしょう。ここは九州と本州を結ぶ大切な場所です。古墳も多く、古代においては重要な場所だったのではないでしょうか。

   長門国の国分寺跡       覚苑寺の石階段        覚苑寺前の広場
  

 長門国は、本州の入口にあたります。中国や朝鮮から渡来した人は、九州か長門国に到着したようです。渡来した人々は、ここから各地に散らばって行ったのではないでしょうか。数十年前、朝鮮半島からの密航船が日本海側でよく見つかります。それだけ、大陸に近い場所なのです。繭の渡来石碑が建っているように、大陸文化導入が盛んだった地域だったと思います。さらにその昔、弥生時代も先進地域の一つだったと思います。

                     赤く紅葉し始めた覚苑寺の西側


 ところで、覚苑寺は面白いお寺です。建物の作りが独特で、例えば孔子廟の模様を思わせる窓が南側にあるのです。仏教以外にも儒学も教えていたのではないかと思います。ところで、本格的な紅葉はまだでした。覚苑寺を散策中、テレビの撮影をしていました。その夜、我々が歩いている姿が放映されたそうです。私は残念ながら、その放送を見損ないました。

   トトロの家のよう        忌宮神社に戻る道すがら     SAで少しばかり休憩
  

 覚苑寺を見終わると、車を駐車している忌宮神社に戻りました。そして、田布施に向かって帰りました。途中、高速道路SAに立ち寄ってコーヒーを飲んで休憩しました。運転をしたN君とY君、お疲れ様でした。

                        今回ウォーキングした下関市長府の史跡探訪ルート


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4618

Trending Articles