大泉寺を出ると、元来た道を引き返して竹尾に向かいました。牧場横を通ってしばらく歩くと、右手にお地蔵様がありました。さらに進むと、竹尾の旧バス停に着きました。面白いことに、旧バス停待合室にお地蔵様が安置されているのです。元々は峠にお地蔵様だけがあったようです。その場所に、バス停待合室を作った時に地蔵様を取り込んだのではないでしょうか。そのいきさつを知っている方はいないようでした。
竹尾小学校跡地少し手前のお地蔵様、となりに小さな7丁地蔵様
続いて、竹尾小学校跡地に向かいました。その跡地の少し前に石垣に併設された立派なお地蔵様がありました。今でも竹尾の方々に大切にされているようでした。そのお地蔵様のすぐ隣に小さな7丁地蔵様が安置されていました。次に、竹尾小学校跡地に行きました。この小学校は昭和36年、国木小学校と同時に今の田布施西小学校に統合されたようです。運動場跡に炭焼釜などがありました。
竹尾小学校跡運動場 龍泉寺に向け山道を進む 倒れた3丁地蔵様
竹尾小学校跡を出ると、山道に入りました。この山道には6~2丁のお地蔵様が約100mごとに安置されています。ところが、3丁地蔵でしょうか道端に落ちて倒れていました。小さなお地蔵様とはいえ重いので元に位置に戻せません。せめて、ふせた状態で倒れたものを仰向けに起こしておきました。猪のしわざではないかとことでした。1年前に調査に来た時は倒れていませんでした。この1,2週間内に倒れたようです。
2丁地蔵の上方に龍泉寺 楼門の階段前に到着 階段途中の1丁地蔵
以前、この山道を歩いた時は草があちこちに生えていました。しかし、今回は綺麗に草が刈り取りされていました。人がめったに通らないにもかかわらず、地元の方々が今もなお草刈りの奉仕を続けているのだと思います。ありがたいことです。2丁地蔵を過ぎると、落ち葉に埋もれたような階段が見えてきました。その階段を登りきると、楼門前の石階段が目の前に現れました。この階段を登りきると終点の龍泉寺です。
龍泉寺楼門前の石階段を登る、階段折り返し場所に1丁地蔵
龍泉寺に到着すると、ご住職様にご挨拶をしました。快く本堂を見せていてありがとうございました。長八海の虎の襖絵を見せていただいたり、楼門の向きなどについてご住職と奥様と談笑しました。
龍泉寺を出ると、駐車場にあらかじめ停めていた車で出発地点である田布施交流館に戻りました。下見にした方々、お疲れ様でした。
交流館~才賀川~楠峠~竹尾のコース
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田布施町 交流館~才賀川堤防~楠峠~竹尾ウォーキングの下見(2/2)
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