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Channel: 東京里山農業日誌
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平生町 沼~宇佐木~田布路木方面ウォーキングの下見(2/2)

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 白井小介の顕彰碑のすぐ近くに国木田独歩の碑があります。国木田独歩が東京から麻郷高塔の吉見家に帰る時、この田布路木峠を越えました。その時、峠から懐かしい高塔山が見えたようです。もう少し歩けば吉見家に着くことがよほど嬉しかったのでしょう。彼の著作「帰去来」に書かれています。

         高塔山が見えた田布路木峠に建つ、国木田独歩の碑


 国木田独歩の碑を見終わると、田布路木から山田に向かいました。お地蔵様が100m位おきに並ぶ古い道を歩きました。しばらくすると、喫茶8カフェが見えてきましした。中に入ると、先客が2名いました。4名テーブルを見つけて座りました。そして、各人がコーヒーなど好きな飲料を頼みました。出てきた飲み物の器がとても素敵でした。私は、メニューに無かったココアを頼みました。暖かいココアを飲みながら談笑していると、体が温まってきました。

 山田の喫茶店8カフェ    テーブルに坐ってくつろぐ    私がいただいたココア
  

 8カフェでしばらく暖まると、柳井市の井保庄に入り土穂石川に向かって歩きました。途中、恐竜公園の中に入ってみました。平日でしかも寒いためか誰もおらず、恐竜達は寂しそうに見えました。一頭の恐竜を撫でてやりました。土穂石川に出ましたが、川底は黒くヘドロの臭いが少ししました。どんどん土穂石川を上流に向かって歩き、国道188号線を横断して阿弥陀寺に行きました。山裾に広がる墓地をあちこち見学しました。この阿弥陀寺は昭和14年にお寺に昇格しました。それまでは阿弥陀堂で、防陽八十八ヶ所霊場の四番ヶ札所でした。

  伊保庄の恐竜公園     土穂石川を上流に       阿弥陀寺のお堂
  

 阿弥陀寺を出ると、少し歩いて古開作のお地蔵様を見学しました。とても立派な屋根付きのお地蔵様です。片野川傍で見かけたお地蔵様に似ています。もしかして、かつての柳井市街大火を弔うお地蔵様80体の一つなのでしょうか。周りに誰もいなかったため、聞くことができませんでした。しかし、花が活けてあるなど、地元で大切にされていることが分かります。

           青色が印象的な、古開作の喫茶アップルミント


 そのお地蔵様がある場所で周りを見渡すと、青色の建物が目立つ喫茶アップルミントがありました。3年位前まで伊保庄でお店を開いていたそうです。中に入ると暖かく、まきストーブがありました。燃えさかる炎は、見ているだけで暖かくなります。私はお腹が少しすいていたたため、パンとカフェオレを頼みました。頼んでいる間、自家製のパンやビザなどを焼いている立派な石釜を見せていただきました。耐火煉瓦を使って作った石釜のようでした。各人、お土産としてパンなどを購入していました。

アップルミントのまきストーブ  パンやピザを焼く石釜    古開作のお地蔵様
  

 下見の結果、2月のウォーキングでは山田には寄らないで、国木田独歩碑からすぐに土穂石川に行きます。そして、土穂石川の史跡をもう少し探訪してから、最後に喫茶アップルミントに寄ります。そして、周東病院バス停でバスに乗って平生に帰ることにしました。
 今回、周東病院バス停に戻ったのですが、タッチの差でバスに乗れませんでした。残念!徒歩で平生まで戻りました。平生に着いた頃には薄暗くなっていました。ところで、今回は15.9km歩きました。2月の本番ウォーキングは、8km位の楽々な歩きになりそうです。下見に参加された方々、お疲れさまでした。

       下見で歩いた、平生町 沼~宇佐木~田布路木方面コース


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