その後、ICラジオの部品や配置を変えながら、一番良い構成を検討し続けています。まず、選択性の改善として、バーアンテナのコイルから中間タップを取り、ICの入力側に接続するのです。すると、だいぶ放送局が分離して聞こえるようになりました。受信範囲をSGで測定してみました。すると、低い方は510kHzで問題ありません。ところが、高い方は2MHzでした。
中間タップをICに 低い方、510kHz 高い方、2MHz
さらに、出力側のコンデンサ0.1μFは0.15~0.2μFにした方が発信が少なく安定することが分かりました。なお、音質は良好ですが、音声出力が小さいためセラミックイヤホンでは、小さな音でしか聞こえません。1石追加して増幅した方が良さそうです。このICラジオ、ストレートのため電波の強弱がそのままです。まだまだ改善点があります。
選択性が改善されたICラジオ、まだまだ改善要
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子供工作用の小型ICラジオの試作(3/x)
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