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Channel: 東京里山農業日誌
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田布施町 狼煙(のろし)リレーに参加

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 田布施町の詩情公園の丘の上で、狼煙リレーの催しがありました。この狼煙リレーは、もともとは広島県のどこかでスタートとして、次々に狼煙が伝わる全国的な催しです。田布施町は今年から参加しました。去年までは、平生町の般若寺が最終ポイントだったようです。

     狼煙リレーの受付            狼煙リレー開会式
 

 私は、狼煙リレーを主催する田布施町観光協会と郷土館の関わりで、狼煙リレーをお手伝いすることになりました。そのため、狼煙を上げる前に、狼煙などを例にした通信の歴史について子供達に説明しました。手を使った通信、音を使った通信などについてを説明しました。その通信の一つに手旗信号があります。ボーイスカウトのMa君が、遠くから「ノロシ」と手旗信号を送ってくれました。

           子供達にとても人気だった伝書バト


 子供達に一番人気があった通信手段は、伝書バトでした。Y君が飼っている伝書バトはとてもかわいいため、子供達はさかんに撫でていました。伝書バトで通信するときは、鳩の足に通信管と呼ばれる小さな筒を取り付けます。この通信管、今は使われておらず手に入れることができません。今回、特別に通信管を作っていただいたとのこと。その通信管を鳩の足に取り付けて飛ばしました。

   手旗通信のデモ     伝書鳩を飛ばす      狼煙用に火をおこす
  

 伝書バトによる通信が終わると、いよいよ本命の狼煙です。ライターで火をつけるのではなく、手で火をおこして狼煙の火として使います。ボーイスカウトのMi君が一生懸命、ろくろ状の火おこし機を回して摩擦熱で火をおこしました。灰のようなものに火がつくと、口で風を吹き付けて、火を大きくします。そして、狼煙台の枯草に点火するのです。

          煙をたくさん出すため、火の上に生木を置く


 狼煙台に火がつくと、今度は生木をどんどん火の上に置きます。そして、うちわであおいで風を送って、火を強くします。すると、生木の燃えるバチバチ言う音が大きくなります。すると煙がどんどん出ます。ただ、風が出ていたため煙がなかなか上に上がりません。それでも子供達は、煙に巻かれながらも嬉しそうにうちわで狼煙台をあおいでいました。
 その後、火を使ってマシュマロを温めビスケットに挟んで食べました。狼煙リレーに関わった田布施観光協会,ボーイスカウト、ガールスカウトなどの方々、お疲れ様でした。とても楽しい狼煙リレーの催しでした。

             狼煙リレーを楽しんだ、子供達や大人達


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