馬ノ背から木曽駒ケ岳に向かってゆっくりと歩きました。しかしながら、石ころや岩場が思いのほか多く、なかなか頂上に着きません。次の峰を超えると頂上かと思っていたら、さらに次の峰が待っていました。それでも進んでいると、中岳方面から登ってくる人の姿が見えるようになりました。そして、最後の峰を超えると、広々とした頂上が待っていました。
次々に現れる峰 馬ノ背を振り返る そろそろ頂上
頂上に着きました。しかし、あまりに広いのでどこが頂上か分かりませんでした。それとなく、回りを見渡すと、登山者が群れている場所がありました。そこに頂上の標識が立っていました。そこに駆け寄って記念写真を撮りました。今回の登山の目的地木曽駒ケ岳に到着です。
登山の目的地木曽駒ケ岳の頂上で記念写真
しばらく木曽駒ケ岳の頂上を散策した後、中岳方面に下山することにしました。この頃になると、再び霧が出て、周りの山々が見えなくなりました。夏の山は、霧が出たり晴れたりと気象に変化があります。それがまた山の良いところです。
青空の木曽駒ケ岳頂上 霧の中を中岳に向かう 中岳頂上の標識
木曽駒ケ岳をいったん降りて、今度は中岳に登りました。せっかく降りたのに、また登るのかと思うと気が重くなります。それでも、降りてくる登山者と何度も挨拶をかわしながら登っていると頂上に着きました。霧が出ていたため、中岳頂上からの眺めは良くありませんでした。頂上では立ったまま小休止して、昨日通った乗越浄土に向けて降りていきました。
霧の中、中岳を下山 宝剣山荘前で休憩 急な八丁坂を降りる
中岳を降りると、宝剣山荘前の椅子に座って休憩をしました。休んでいると、家内達が宝剣山荘内に入っていきました。そして、しばらくするとアイスクリームを持ってやってきました。私は、それを受け取り食べました。疲れた体には、とても美味しい甘みでした。休憩か終わると、昨日通った乗越浄土を通り、たくさんの人が登り降りする八丁坂の急坂を降りました。オットセイ岩を横目に見ながらどんどん下っていると、下の方に千畳敷が見えてきました。
霧の中、千畳敷に向かって八丁坂をどんどん降りる
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中央アルプス木曽駒ケ岳周辺を1泊2日登山(5/6)
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