先日、とてもレトロな手回し式ミシンを購入しました。ミシンを購入したかった訳ではなく、そのレトロ感あふれるケースに引かれたからです。ミシンの事にはあまり考えが及びませんでした。ケースを改造すれば猫の家として使えるかな、程度の意識しかありませんでした。値段も数千円でした。
ケースを開けてみてびっくり、意外にレトロ感たっぷりな手回し式ミシンせ
ケースを開けてミシンを触ってみるとびっくり、ちゃんと動くではありませんか。てっきり動かない壊れたミシンだとばかり思っていました。しかし、私が知っている足踏みミシンとずいぶんと違っていました。説明図がケースの裏に貼ってあったのですが、いくら探してもボビンや下糸の説明がないのです。そのため、下糸部分の機械が欠落しているのではないかと思いました。そのため、「あーあ、こりゃあミシンとして使えないな。」と少しがっかりしました。
猫小屋にできそうなケース 手回しハンドル部 下糸の機械個所?
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とにかく上糸だけを説明図のとおり通してみました。そして、タオルを針の下に置いて試しに縫ってみました。すると、なんとなんと、上糸だけで縫えるではありませんか。私は、下糸をボビンにあらかじめ巻き付けておくミシンしか知りません。こんなミシンがあるのですね。びっくりです。今こんなミシンは無いと思います。この方式には何らかの欠点があって、使われなくなったのではないかと思います。
上糸を説明図の通り針先まで通す 上糸だけで縫ったタオル
私はこの手回し式ミシンをすっかり気に入ってしまいました。猫小屋にするのはやめました。このミシン、分からないことだらけです。その糸口を探そうとE邸に持ち込み意見を求めました。一つ分かったのは、Emさんによると、不思議な部品は縫う時に布を丸めたり曲げたりするためなどに使うのではないかとのこと。
とにかく、少しでも使ってみようと思い、縫うための道具(まち針,和ばさみなど)を柳井の手芸店で適当に購入しました。練習用の布やミシン油も買いました。
不思議な部品、いったい何に使う? 50年ぶりに触る家庭科用品(購入)
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レトロ感たっぷりな手回し式ミシンを入手
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