蒲井の次に白井田に行きました。山の道を越えてしばらく下ると、眼下に白井田の街並みが見えてきます。白井田は3月に訪問したため、今回は訪れませんでした。白井田から戸津(へつ)まで、今は幅が広い舗装道路ができています。しかし、私が初めて白井田に来た30年位前は今の道路を作るため工事中でした。
眼下に見下ろした白井田の街並み
30年位前、棚田の民俗に興味があり、戸津の棚田を調べていました。その頃、白井田と戸津の間の道路が新しく幅広くなりかつ舗装される工事中でした。戸津の西側の棚田は当時、放棄されつつありました。かつがつバイクを畔を通しながら、この工事中の道路にたどりついたのです。しかし、疲れのあまり出来立ての側溝にバイクごと落ちてしまいました。やっとの思いで側溝から這い出た思い出があります。
白井田から戸津方面を見て 海の向こうに小さく見える牛島
戸津に着くと、いったん戸津八幡宮入口で立ち止まりました。そこから直下の道を降りて報土寺に行きました。時間が無かったため本堂を見学はしませんでした。その帰り道に面白いお地蔵様を見つけました。お地蔵様の台座に水神と刻まれているのです。そして、その傍の蓋を開けると、なんと地下水槽になっていたのです。
戸津八幡宮の鳥居 戸津の報土寺 水神様と地下水槽
続いて竜宮社に行きました。大岩の隣にお社があるのですが、大岩とどんな関係があるのでしょうか。次に菅原神社に行きました。ここには上関城を築いた村上氏の子孫が奉納した灯篭があります。続いて、上関大橋を望む絶好の場所にある住吉神社に行きました。
大岩隣の竜宮社 灯篭がある菅原神社 竜宮社隣合わせの住吉神社
不思議な事に、住吉神社の南側、上関大橋に向かうように竜宮社の鳥居と祠があるのです。住吉神社と竜宮社に何らかの関係はあるのでしょうか。竜宮社でしばし立ち止まって上関大橋とその下を通る船を眺めました。
竜宮社の祠から上関大橋をしばし眺める