黒島を一回りして黒島神社に行きました。周りの木々で日陰になった静かな神社です。本殿と氏子会館が一つになっている、普通の民家のような建物です。黒島は古代において島だったのではないかと思います。今の烏島(からすじま)のように海に浮かんだ島だったと思います。また、この近くで遺跡が見つかっています。古代から人が住んでいたのでしょう。
黒島の西側山麓に鎮座する黒島神社
続いて、厳島神社に行きました。この神社は海を見下ろす小山の頂上にあります。この神社は巨石がご神体ではないかと思われます。海に向かう石鳥居の入口付近に巨石がゴロゴロしているのです。そして、その巨石の一つに灯篭が建てられています。目の前に火力発電所がありますが、私が子供の頃、発電所はなく反対側の柳井港まで延々と海が広がっていました。大昔、山から転げ落ちた巨石なのでしょうか。
厳島神社の本殿 鳥居近くの巨石の一つ 人麻呂神社
続いて山に入りました。そのまま道を登りつめると、平生町の般若寺に着く道です。その道の途中にある人麻呂神社に行きました。注意しながら通らないと、この神社に気が付きません。万葉集の歌人である柿本人麻呂を祀った神社と言われています。人丸神社とも言いいます。田布施町麻郷鳥越には柿本大明神と刻まれた祠があります。鳥越の方はこれを人丸様と呼んでいます。
谷筋にある常楽寺 火力発電所がよく見下ろせる専称寺
人麻呂神社を過ぎて、どんどん坂道を登りました。そのまま上り詰めれば般若寺に着くのですが今回は常楽寺でおしまいにしました。常楽寺は谷筋に建てられています。谷筋沿いにたくさんのお地蔵様が並ぶように安置されています。常楽寺で道を引き返しました。そして、途中にある専称寺を訪れました。お社のようにも見える本堂がありました。庭には白砂が撒かれていて綺麗に掃かれていました。
小島神社、石段の中間付近から下 小島神社本殿から下を見て
坂を降りると次に小島神社に行きました。名前からすると優しい神社のようですが、とんでもありません。急斜面に延々と石階段が続くのです。もうそろそろかと思うと、中ほどなのです。この周辺では一番長い石階段だと思います。また、一つ一つの階段の段差もあるため高齢者はとても無理です。ちなみに段数を数えてみました。334段ありました。石階段の登り口近くは、海に面して鳥居がありました。元々は海から石階段が続いていたのでしょう。足ががくがくです。何度も休みながら石階段を登りました。
初詣のために通った、麻郷,平生町,そして上関方面のコース
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麻郷,平生町,そして上関方面の神社を初詣(7/x)
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