超長い石階段をハーハー言いながら小島神社に着きました。この神社には、近くにある厳島神社と同じように境内に巨石があります。田布施町麻郷竹重にある大岩と同じ位の巨石が、本殿の隣にあるのです。
山麓にある小島神社 小島神社横の巨石 白井小介の名前が
この周辺は、古代において巨石をあがめる文化があったのではないかと思います。土穂石川にある巨石をご神体とした土穂石八幡宮、田布施町にある石ノ口八幡宮や八尋石八幡宮も巨石に関係しています。弥生時代以前に住んでいた人の自然崇拝が今に残ったものではないでしょうか。
古開作の大師堂 土穂石八幡宮の鳥居 交通安全祈願
その小島神社境内の巨石を眺めた後、境内に面白い石碑を見つけました。伊保庄に関わる漢詩が刻まれていました。その作者も刻まれていました。白井素行と刻まれていました。つまり、戊辰戦争で活躍した白井小介です。阿月で生まれた白井小介は、明治以降山形有朋のように中央政界に出ず宇佐木で飯山塾を開いていました。そんな時に、石碑に刻むためこの漢詩を作ったのでしょう。
久しぶりに来た土穂石八幡宮
小島神社のとても長い石階段をまた降りました。11月の東京の大雪で痛めた右ひざにはきつい下り坂でした。続いて、古開作の大師堂に行きました。柳井へ行く県道脇にある古びた大師堂です。防陽八十八霊場の第四番札所です。県道に一軒だけ孤立して建っているためか、今は訪れる人はわずかのようです。続いて土穂石八幡宮に久しぶりに訪れました。ここで、車用の交通安全祈願の御札を購入しました。ちなみに大野八幡宮で購入したのはバイク用です。
鳥居が壊れた大祖荒神社 熊毛南高校隣の荒木神社
土穂石八幡宮を過ぎると、大祖地区の荒神社に行きました。かつては鳥居が建っていたのでしょうが、その破片の一部が傍に横たわっています。いつか再建されるのではないでしょうか。そして、最後に熊毛南高校の隣にある荒木神社に行きました。この神社をお参りしたのは、今後も同級生に会えるよう祈願するためです。これで、お正月の初詣は終わりです。少々疲れた初詣でした。
初詣のために通った、麻郷,平生町,そして上関方面のコース
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麻郷,平生町,そして上関方面の神社を初詣(8/x)
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