少年少女発明クラブの活動のうち、発明工夫工作の指導しています。子供らしい工作を作るお手伝いをしていますが、子供ではどうしても難しい工作が時々あります。今回の工作もその一つでした。その工作の要点は、朝になったら音(または音楽)が鳴る装置です。その「朝になったら。」を、時計を使わないでどうやって実現するかが難題なのです。温度、光、ニワトリの鳴き声、それとも何で検知したらいいでしょうか?世の中にはすでに、朝になるとメロディーが鳴る電子オルゴールがあります。これとは仕組みが違う装置を作るのです。
簡単な回路図を描く 古いリレーの良否テスト 光感知半導体CDS
音が出る部分は子供が工作しますが、難題「朝になったら。」は子供には難しいので、少しお手伝いすることにしました。「朝になったら。」を「明るくなったら。」に置き換えます。つまり、朝になって明るくなったら音が出るようにするのです。そのため、明るさを感知する回路を作ることにしました。具体的には、光感知半導体CDSを使って、明るくなったら電池の電源が入る部品を工作することにしました。
リレーをホットボンドで接着 試作した明るさ検知回路
この工作に使う部品として、私が高校生の頃に使っていたリレーやトランジスタなどを使いました。回路図~試作品を経て完成しました。子供にこの回路を使ってもらい、音を出す部分はしっかり自分で工作してもらうことにしました。さて、どんな「朝明るくなると音出る装置」の工作ができあがるでしょうか。
やっと完成した、明るくなると電源が入る部分
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「朝明るくなると音が出る装置」部品の設計・工作
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