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Channel: 東京里山農業日誌
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藍の葉を収穫し、すぐに天日乾燥

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 春に苗を植え付けた藍が、ようやく収穫できるほど育ちました。ちゃんと、世話をしていれば2度収穫できるそうです。しかしながら、夏の草取りなどの世話はそれは大変です。雑草をより分けながらの藍の収穫となりました。今の時代、葉摘み作業は機械で行っているようですが、江戸の昔はこの作業をすべて人力で行っていました。

   雑草混じりの藍を刈り取る         雑草を取り除いた藍         
 

 私とM君の男性陣は藍畑で藍の葉を根本から刈り取り、藍だけを選別する作業をしました。8月よりは涼しくなったとは言え、直射日光に当たりながらの作業で汗が吹き出します。雑草を取り除いた藍を束ねて女性陣に渡しました。待ち構えていた女性たちは、賑やかに井戸端会議をしながらてきぱきと葉を摘んでいました。

             人の手による葉摘み作業


 手摘みした藍の葉は、すぐに乾燥させなければなりません。あらかじめ地面に敷いていたブルーシートの上にパラパラと藍の葉をばらまきました。そして、さらに均等に散らばるように箒ではきました。強い直射日光に当たって30分もすると、藍の葉はカラカラに乾きます。他の草と異なり、乾燥した藍の葉は黒ずんでいます。

      楽しそうに井戸端会議をしながら葉摘み作業をする女性陣


 2時間位、藍の葉を収穫したでしょうか。すべての葉を乾燥しきれなかったため、我家に持ち帰ってベランダなどで天日で干しました。しかし、青い葉がまだ少し混じっているため、あと2回位は天日乾燥が必要のようです。

  箕に入れた藍の葉をばらまく        箒でさらに均等にばらまく
 

 乾燥した藍の葉の匂いを嗅ぐと、なんだか新茶のような良い匂いがします。この乾燥した藍の葉、お茶として飲めないのかなあと思ってしまいました。でも、藍色がしみ出した味は美味しくないかも。今回収穫した藍の葉は、来年の藍染めに使います。今回お手伝いしていただいた方々、本当にありがとうございました。

       緑の葉が一部残る藍の黒ずんだ乾燥葉、あと2,3度乾燥要


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