いただいた渋柿のいくつかは熟し始めていました。そのような渋柿は、溶け始めて透明になりかけています。試しに食べてみましたが渋は抜けていませんでした。つまり、完全には熟してはいませんでした。そのため、熟し始めた渋柿も構わず干柿にすることにしました。
熟し始めた半透明な渋柿 まずはへた周りを注意深く剥ぐ
熟し始めている渋柿は、手にもつと形が崩れて壊れそうになります。そのため、優しく持ってへた周りを剥ぎました。剥くときにどうしても持つ手に力が入ります。そのため、渋柿が崩れて汁が指のの間から滴り落ちます。皮を剥(は)ぐというよりも、皮を捲(めく)る感じです。このようにして熟し始めた渋柿もすべて干しました。
ようやく皮を剥ぎ終わる 紐に渋柿を結ぶ 結び終わった渋柿
干柿にした渋柿を数えてみると206個ありました。我家では100個食べることができれば十分です。残りの100個ほどは差し上げようかと思っています。まだ干している途中なので食べても苦くて美味しくありません。最短でも正月が明けるまでは食べることはできません。熟し始めた渋柿は早めに食べることができます。また、途中で揉んだり叩いたりすると糖分が析出して白くなります。食べるのがとても待ち遠しいです。
すだれのように干している干柿
↧
思いがけず、また干柿作り(3/3)
↧