6月に種をまいた昔ながらのトウモロコシを収穫しました。このトウモロコシは、硬質種のためとても硬いのが特徴です。私が子供の頃、この種類のトウモロコシが多く作られていました。火にあぶりながら食べていました。とても硬いのですが、噛むほどに味わいがありました。しかし、今は柔らかく甘いスイートコーンばかりになってしまいました。昔の味わいを思い出したく、毎年のように昔ながらの硬いトウモロコシを作っています。
収穫した、昔ながらの黄金色の硬質トウモロコシ
今回収獲した硬質トウモロコシは無農薬で栽培しました。毎年のことですが、無農薬で栽培するとアワノメイガと呼ばれる害虫の大被害にあいます。ところが、今年は被害がなかった訳ではないのですが、いつもより実が充実したトウモロコシが収穫できました。理由の一つとして、この夏の猛暑しか考えられません。猛暑で乾燥したために茎や葉が硬く、害虫が侵入しにくかったのではないでしょうか。あるいは天敵が多かったのでしょうか。珍しい事です。
一つの茎に二つの穂 害虫の被害がない穂 実が綺麗に揃う
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昔によく栽培した硬質トウモロコシを収穫
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