東京に着いた次の日の午前中、東京薬科大学周辺を散策しました。この付近は、東京で暮らしていた時に稲作や畑作などをしていた場所です。山口県に移る6年前とそう景色は変わっていませんでした。違いは、木々が伸びていることだけでした。休日ならば当時一緒に農作業していた仲間に会うことができたでしょうが、平日でしかも早朝だったこともあり誰とも出会いませんでした。懐かしい田んぼや畑を見て回りました。
里山農業クラブの田んぼ、稲刈りが終わってはさ掛け中
私が必ず訪れるのは、10年以上前に種まきして植えたトチの木です。もうすっかり大きくなっていました。幹も太くなりそろそろ花が咲いているのではないかと思います。また、農機具類を置いたり休憩に使った小屋もまだあります。この小屋は、元々炭焼き小屋でした。20年位前にを田んぼそばに移築したものです。小屋の外に麦が干してありました。
私が植えたトチの木 懐かしい田んぼ 元々は炭焼き小屋
私が使っていた田んぼは、ちゃんと引き継がれているようです。稲刈り途中のようで、おそらく地元の子供達を招いて稲刈り体験するのではないでしょうか。10年ほど前、近所の小学生を招いた稲刈り体験を思い出します。稲刈り体験のための準備は大変です。そもそも、母親も稲刈りをしたことがないのです。むしろ、子供達の祖母達が「懐かしい!」と言って稲刈りを楽しんでいました。世代の差を感じました。
イノシシの広場 林の明るい小道 日だまりの展望台
懐かしい田んぼを過ぎると、林の小道を歩きました。ところが、先日の台風で何ヵ所か通行禁止になっていました。その理由は倒木のようです。あちこちで大木が根ごと倒れ、道をふさいでいました。小道横の雑草もだいぶ伸びていたので、除草などの予算が付かないのでしょう。頂上の展望台で景色を堪能した後、東京薬科大学を回り込んで我家に帰りました。
午前2時間程度散策した東京薬科大学周辺の里山