箕山からの下り道、一ヵ所だけ見晴らしの良い場所がありました。平生町から田布施町にかけて見渡すことができました。この光景は、今では見ることができない箕山学習の森からの景色と同じです。ただ、ため池の天池(あまいけ)や宇佐木方面を見ることができませんでした。
箕山学習の森から大野南に下る途中、山道から見えた景色
さて、箕山学習の森から山道を1時間程度下っていると、眼下に神護寺が見えてきました。何かの催しのようで、本堂が解放されていました。また、近くで木を伐採している音が聞こえてきました。最初に本堂にお詣りしてから、次に釣鐘堂に寄りました。この釣鐘堂から遠くに石城山が見えました。この釣鐘は元々石城山の神護寺にありました。明治初期の廃仏棄釈の結果、平生町のこの山に移りました。
イチョウの大木にハグ 神護寺の本堂にお詣り 石城山神護寺の釣鐘
神護寺を出ると、ひたすら大野南に向けて舗装道路を下りました。途中、陰平の集会所に建つ鳥居を見学しました。薬師堂などのお堂が集会所になっているケースは多いですが、珍しいことに神社が集会所となっています。陰平の集会所を過ぎて30分位でしょうか、山を降りて平地の道路に出ました。
神護寺前の道路を下る 林の中をどんどん下る 神社が陰平の集会所
平地に出ると、川筋に沿う道をどんどん進みました。この付近は、私が保育園の園児だった頃に保母さんが住んでいました。60年位前の事です。保母の先生が保育園に登園して来ないので、友達と先生を迎えに行ったことがあります。ところが、先生は家を出た後でした。すれ違いになったのです。
川筋を下流に向かってどんどん進む 2時間ほど前にいた大星山を振り返る
今回歩いた川筋の曲がり具合を何となく覚えています。その川筋をどんどん進み、途中T邸に寄り休憩しました。少し経ってから、出発したJA南すおう平生に戻りました。今回は歩きがいのある大星山史跡巡りウォーキングでした、参加された方々、お疲れ様でした。
平生町佐賀~大野南の大星山横断ウォーキングのコース