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Channel: 東京里山農業日誌
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北九州域 史跡&観光地巡りウォーキング(2/x)

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 宇佐神宮本宮に向かうため、宇佐神宮下宮からいったん戻りました。そして、本宮と下宮の分岐点に戻りました。戻る途中に大分県指定有形文化財の高倉がありました。高倉は、古代から貴重な文物を納めて守ってきたいわば倉庫です。通気性が良くなるよう床を高くした高倉様式で作られていることが多く、奈良の正倉院も高倉の一つです。

         広場が黄色い落葉で敷き詰められた富貴寺


 本宮に向かう坂道は小雨で濡れていました。そのため、滑らないように注意深く石階段を登りました。途中「夫婦石」と書いた案内板に矢印が書かれていました。どこにその石があるのだろうと目をこらして当たりを見渡しました。無いのであきらめて歩き始めました。その直後、その石の場所を教えてくれた親切な人がいました。その石はなんと、道にはめ込まれていたのです。

県指定有形文化財の高倉   はめ込まれた夫婦石    宇佐神宮本宮入口門
  

 夫婦岩を見終わると、しばらく石段を登りました。そして、宇佐神宮本宮に入る門をくぐりました。宇佐神宮は全国にある八幡宮の総本山です。鎌倉時代初期に武家が信仰する神社となってから数が一気に増えたそうです。この宇佐神宮の元は、近くに見える山にあったとのことが書かれていました。古代の人々は山や岩を信仰していたそうで、その信仰対象が時代と共に里に下りてきて神社になったとの説があります。宇佐神宮の由来をみると、その説が誤りではないように思えます。

   丘の上に建つ宇佐神宮本宮       お守りなどを販売する建物       
 

 宇佐神宮本宮向かい側にあるお守り販売の建物に立ち寄りました。そして、娘の安産のお守りと私のバイクに取り付ける交通安全のお守りを購入しました。宇佐神宮を出ると、次の史跡である富貴寺に向かいました。富貴寺に着くと、苔むしたような古い石段を登りました。門をくぐると、目前に富貴寺がありました。しかし、本堂内を見学することができなかったのは残念でした。本堂の周りを見学した後、その上に続く階段を登り周辺をあちこち見学しました。そして、次の史跡である、熊野磨崖仏に向かいました。

  富貴寺前の石階段     古い楼門をくぐる   石段を登り富貴寺本堂へ
  


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