富貴寺を出ると、次の史跡である熊野真磨崖仏に向かいました。磨崖仏と言えば臼杵磨崖仏が有名ですが、臼杵磨崖仏を巡っていては時間が足りません。そのため、短い距離と時間で見ることができる熊野磨崖仏になりました。しかし、距離が短いからと馬鹿にしてはいけまん。これでもか、と言うような急な石段を登ります。
やっと来た熊野磨崖仏 表情に違いがある左右の磨崖仏
国東半島は急峻な山々からできており、山岳信仰が盛んだったことが分かります。今でも、険しい山々を訪ねながら修行する方々がいるようです。熊野磨崖仏に向かう石段、普通の石段ではありません。途中までは石段なのですが、途中からバラバラに敷かれた石に変わります。小雨が降っていたため、丸い石はつるつる滑ります。
受付で入場料を払う 最初は緩い坂道 だんだん険しくなる坂道
登りは良いのですが、下りは恐る恐る下らなければなりません。熊野磨崖仏は臼杵の磨崖仏よりは規模が小さいのですが、目の前に現れた磨崖仏の大きさは圧倒的です。磨崖仏を掘った当時、足場を組むだけで大仕事だったに違いありません。修行の一環として石の壁に仏様を掘ったのではないかと思います。磨崖仏の上の方にある熊野神社を参拝してから石段を降りました。
つるつるの石を登る 熊野神社を参拝 胎蔵寺に寄り見学
熊野磨崖仏からの下り坂を滑らないように注意深く下っていると、胎蔵寺に行く分かれ道に来ました。せっかくなので胎蔵寺に寄って見学しました。そのお寺、受付に若い尼さんがいました。受付の部屋内にはお土産や修行中の写真などが貼ってありました。印象的だったのは、付近にあるいくつかの仏像に銀紙がペタペタと貼ってあることでした。お詣りした方々が貼るようでした。そのため、銀色に光る仏像があちこちにありました。
別府駅近くの歓楽街を散策 美味しいお酒に夕食、楽しい夕べ
熊野磨崖仏を訪れると、この日の史跡巡りは終わりです。宿泊する別府に向かいました。ホテルで受付を済ませて自分の部屋で一休みすると、歓楽街に繰り出しました。あるお店に入り、美味しいお酒を飲みながら夕食を取りました。そして、この日訪れた史跡りを思い出しながら歓談し、楽しい夕べを過ごしました。次の日、同じように史跡を巡りながら熊本に入ります。
今回巡った、北九州域 史跡巡りウォーキングのコース
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北九州域 史跡&観光地巡りウォーキング(3/x)
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