大分県別府のホテルを出ると、最初に九重夢大吊橋に向かいました。この日は天候が悪く、朝から曇空で今にも雨が降りそうでした。しかし、天候が悪い割には気温が暖かいのは救いでした。私は、いつ雨が降ってもよいようにカッパを着ました。しばらく車に揺られていると、九重夢大吊橋の到着しました。残念なことに雨が降り出しました。
日本一の吊橋である九重夢大吊橋を遠望
この吊橋を渡る時、笠をさすことは厳禁とのこと。カッパを用意していなかった方は、ここで雨に濡れないようにポンチョを購入しました。私は入場券大人500円だけを購入しました。ちなみに、この吊橋は完成直後たいへん混雑したそうです。当時この橋を渡ったことがある方が「たいへん揺れて怖かった。」と言っていました。そのため、初めて渡る私は、最初びくびくしていました。
雨が降る九重大吊橋前 入場券とポンチョを購入 恐る恐る吊橋に向かう
この大吊橋は標高777m,川底からの高さ173m,そして長さ366mとのこと。私はどんなに恐ろしいかと身構えていました。しかし、歩いていると揺れをまったく感じませんでした。拍子抜けしました。立ち止まるとわずかに揺れを感じました。大勢の人が歩いていなかったことと、風が強くなかったためのようです。ただし、吊橋の真下を見ると、さすがに身震いしました。
揺れの少ない大吊橋をのんびり歩く 小雨の吹き付ける中、遠くの景色を楽しむ
大吊橋を渡り終えると、吊橋を渡らなかった方が乗る車を待ちました。車に乗ると、九重山方面に向かいました。九重山はとても思い出深い山です。20歳代の時、この山に知り合いと登りました。当時は車を持っていなかったため、便数がとても少なかったバスで来ました。九重山に登っていると、山登りする高校生やキャンプをする方々で賑やかったことを思い出します。山から降りた時、バスを1~2時間待ったように記憶しています。
レストハウスでトイレ兼休憩 休憩したレストハウス 原尻の滝に到着
さて、九重山近くのレストハウスでトイレ兼コーヒータイム休憩をしました。そのレストハウスを出ると、次に原尻の滝に向かいました。川を横断するようにできた崖から落ちる雄大な滝を望むことができます。言わば小型版ナイヤガラの滝でしょうか。私は初めて来る滝です。その滝近くにある休憩所に車を停めました。
今回巡った、北九州域 史跡巡りウォーキングのコース