熊本市を出ると、久留米市に向かいました。予定より少し遅れて久留米つばき園に到着しました。駐車場傍にオレンジの制服を着た観光ガイドボランティアの方々が待っていました。Eさんが、我々のために観光ガイドボランティアを頼んでいたのです。その方々と挨拶をした後、さっそく久留米市の史跡巡りに行きました。
建久8年1197年勧請の由緒ある須佐能袁神社(福岡県の指定文化財)
田布施町でも観光ガイドボランティアの話が出ることがありますが、いつの間にか消えてしまいました。久留米の場合、歩いて行ける範囲にたくさんの神社、寺院、歴史館、古民家、つばき館、古墳などが密集しています。観光ボランティアが活躍できるキーワードの一つとして、歩ける範囲に史跡が蜜集していることでしょうか。
観光ガイドボランティア 元病院の山辺道文化館 元病室のシャンデリア
最初に、久留米つばき園の中を歩きたくさんの椿を見学しました。久留米つばき園を出ると、元気な子供達の声が聞こえました。小学校が近くにあるようです。しばらく歩くと、元々は病院だった古い木造の建物を改装して作った山辺道文化館に行きました。中に入ると、元病室が市民に親しまれるように改装されていました。久留米の文化財である民具や獅子舞や、市民が作った作品などがたくさん陳列してされていました。
旧久留米城を移築した山門 静かな寿本寺堂 道に沿って長い鹿毛家住宅
山辺道文化館を出ると、旧街道に出ました。この街道は直角の場所が多々あり軽自動車でないと曲がりにくいとのことでした。街道に面した寿本寺の山門を入り寿本寺本堂をお詣りしました。なお、山門は元々は旧久留米城にあったそうです。明治初期に寿本寺の前に移築したとのこと。次に、旧街道に沿うように細長く建っている鹿毛家住宅傍を歩きました。この建物には今も人が住んでいるそうです。
きらびやかな朱色の専念寺 須佐能袁神社の立派な入口門
旧街道をどんどん進むと、今度はきらびやかな朱色の専念寺が見えてきました。お寺にしては朱色がとても目立ちます。最初は神社かと思いましたが、屋根を見上げるとお寺です。続いて街道をはさんで専念寺の向かい側に建つ須佐能袁神社に行きました。この神社は何と言っても入口門が大きく立派です。見上げていると首が痛くなります。
福岡県久留米耳納北麓周辺の史跡巡りコース