山の下刈りをしていますが、草刈機に取り付けているチップソーがだんだん切れなくなってきます。チップソーは切れ味が良いのですが、高価(安くても1000円)なため新たに購入するのをためらいます。亡き父親が使い終わったチップソーがたくさん残っていました。雑誌「現代農業」にチップソーの研磨の記事が載っていたことを思い出しました。今回、使い終わったたくさんのチップソーを研いでみる事にしました。
摩耗し丸くなっている使い終わったチップソーの刃先
最初、今あるグラインダの丸砥石で研磨できないか試してみました。すると、普通の鉄板などでは火花が激しく飛ぶのに、チップソーの刃先はほとんど火花が出ません。そのまま研磨し続けていると、摩擦熱で刃先が赤熱してきました。普通の砥石ではチップソーの刃は研磨が難しいようです。
そこで、DIY店に行って必要な工具を購入しました。グラインダはもともとあるため、チップソーなどを専用に研磨する丸砥石(ダイヤモンド粉が吹き付けられるもの)を買いました。そしてもう1つ、チップソーを固定する台を購入しました。
台に固定したチップソーを研磨開始 研磨すると小さな火花が出る
チップソーの研磨は、尖ったチップ刃の外側と内側を磨きます。このようにして、10枚くらいのチップソーを研磨してみました。研磨が終わった丸刃を草刈機に取り付けて草や笹を刈ってみました。草は軽く刈ることができるようになりました。しかし、笹や小枝は刃が新品時のようにはかろやかに刈ることができません。まだまだ研磨が甘かったようです。研磨するための適切な角度や方向があるようです。何度か研磨しているうちに、上手に研磨できるようになるのではないかと思っています。
研磨が終わったチップ、刃が光って見える
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草刈り用チップソーの研磨にトライ
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