9月初め、今年初めての放課後学習の準備がほぼ整いました。見本のポケットティッシュケースも完成しました。一緒に指導する方何人かに見せました。オリジナルのアップリケを貼りつけました。私はたまたま花をアップリケにしましたが、子供達には動物でも魚でも家でも好きなデザインでアップリケを作ってもらおうと思います。昔は刺繍糸を使ってアップリケを取り付けていましたが、今は糊が付いています。切って貼り付けるだけです。また蓋を閉めるため、スナップにするか、ボタンにするか、マジックテープにするか子供達に選んでもらおうと思います。さて、子供達は上手に作ることができるでしょうか。
蓋にアップリケを付けたポケットティッシュケースの完成
今回のポケットティッシュケースの制作を通じて、学んで欲しいことがいくつかあります。それは、型紙を布にチャコを使って写すこと。また、裁縫ハサミを使って綺麗に布を切ること。そして、谷折り山折りの意味を知ること。ミシンの使い方の基礎を学ぶこと。さらに、自分のデザインをアップリケを通して具現化することや、針と糸を使って布を縫ったりボタンを取り付けることなどです。
ミシンを使って縫う ティッシュを入れる スナップを選ぶ
ポケットティッシュケースの制作が終わり、10月になると布マスクを作ります。そして、その布マスクを藍の生葉で染めます。11月になると畑に行って、小豆の収穫や小麦の種まき体験をします。ちなみに、収穫した小豆はお汁粉作りに使います。種をまいた小麦は来年のホットケーキ作りに、またはパン,パスタ,うどん作りのどれかに使おうと思います。なお、去年の秋に成器塾で種まきした小麦は、この秋にホットケーキかパスタ作りに使います。
来年の3月まで、楽しい「手芸と料理」になるよう、他の指導員さん達と相談しながらいろいろ企画を練っています。
止め方を誤ったスナップ、失礼! 蓋をアップリケで装飾
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小学校の放課後学習 成器塾「 手芸と料理」コースの準備(3/3)
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