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Channel: 東京里山農業日誌
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秋空の下、小豆を刈り取りして天日乾燥

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 小麦の脱穀後に種まきした小豆の刈り取りをしました。去年は種まき時期が遅れたことと、カメムシが大発生したため収穫できませんでした。葉は茂っていたものの小豆が実らなかったです。今年は早めの6月上旬に種まきしました。カメムシなどの害虫も発生していましたが、小豆の鞘がちゃんと付きました。その鞘の中に小豆が入っていました。害虫避けの防除をしていれば、もっと収穫を見込めたと思います。無農薬のため収穫量が多くないのは仕方のないことです。

    根ごと抜いた小豆の茎葉を束ねて掛け、一週間ほど天日乾燥


 小豆を天日乾燥するため、基本的に根ごと茎葉を抜きました。しっかりと根が張っていたため、抜くときに力がかかります。なかなか抜けず腰を痛めそうな場合は、カマで茎を刈り取りました。すべての小豆を抜き終わると、根側の茎同士を束ねて紐で結びました。作業しているとだんだん熱くなりました。そのため、途中で上着を1枚脱ぎました。

 茎葉を根ごと引き抜く    根ごと抜いた小豆    茎同士を束ねて結束
  

 すべての茎葉を束ね終わると、横に渡した棒に掛けました。一週間ほど天日乾燥すると、葉が落ちて茎と鞘だけになります。乾燥した鞘を振ると、わずかに種が鞘に当たってカラカラ音が出ます。すると、鞘を割って中の小豆を取ることができます。今年は鞘をもいで小学校に持って行こうかと思っています。そして、成器塾の子供達に鞘から小豆を取る体験をしてもらおうかと考えています。

    横に渡した棒に掛ける         小豆の刈り取り完了
 


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