久しぶりのFM/AMラジオの修理です。元々このラジオは4回路2接点スイッチが悪いことが分かっていました。そのため分解修理しようと思っていましたが、そのうちコロナが収束したら秋葉原に行って問題のスイッチを購入しようと思っていました。通信販売も考えましたが、大きさなどが合いませんでした。そのため秋葉原のお店を順次回りながら探すしかないと思っていました。ところが、今年になってさらにコロナが蔓延して上京どころではなくなりました。そのため、リスキーですがスイッチを分解して修理することに転換しました。スイッチの故障を直せればGoodですが、治らなければコロナが収束してから上京してスイッチを購入するしかありません。
回路基板の〇部分のスイッチを分解修理
スイッチのレバー部はあらかじめ取り外していたため、今回はスイッチの基盤部を取り外すことにしました。これが意外に厄介で、スイッチに繋がる10本以上の電線をすべて外さなければ取り出せません。そのため、事前にどのコードがどの接点に繋がっているかメモしておきました。また、写真を撮っておきました。極細の線がたくさん這いまわっているため、最新の注意が必要です。
電線がばらけないように 片側の電線配置 編線で半田吸収
次に、スイッチに繋がるすべての電線を外しました。極細の銅編線で丁寧に半田を吸収すると、各電線が外れやすくなります。その後、ピンセットを使って1本ずつ電線をスイッチの接点から外しました。これでようやくスイッチを取り外すことができました。今後は、スイッチの接点を綺麗に磨いて元のように組み立てます。そして、元のように電線を半田付けします。これらの作業は、虫眼鏡がないとできないためとても目が疲れます。早く修理を完了させたいものです。
スイッチを取り外した箇所 取り外したスイッチの接点基板
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古いAM/FMトランジスタラジオ(OEM)の修理(3/x)
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