先月からアケビの種まきをしたり、蔓を挿し木したりしています。余った蔓には芽が出ているものもあり、そのまま放置すると枯れてしまいます。その蔓に申し訳ない気がして、ポットに挿し木してみることにしました。ところが、ポットに土を入れようとしたら移植ごてを郷土館に忘れてしまいました。買うのはもったいないため、竹で作ることにしました。私が子供の頃は、竹で移植ごてなどの小道具をいろいろ作っていました。何十年ぶりに作ることにしました。
作った竹製移植ごてでポットに土を入れる
手ごろな大きさの竹を切り出しました。そして、節を中心にスコップ部分と手で握る柄の部分になるように加工しました使った道具は、ノコギリと鉈です。最初に柄の部分を作りました。握りやすいように幅と長さを決めました。柄で出来上がると、スコップ部分を作りました。ノコギリで節から先端にかけて斜めに切りました。切り終わると、土をすくいやすいように先端を鉈で加工しました。
柄の部分を鉈で加工 スコップ部分を加工 次に鉈で先端を加工
出来上がった移植ごてを使ってみました。やや小さかったですが、土をちゃんとすくえるし柄は握りやすかったです。早速、ポットに土を入れました。その後、アケビの蔓を等間隔で切ってポットに差し込みました。そして、庭に穴を掘ってポットの縁が少し出るくらいに埋めました。何割の蔓から芽がでるでしょうか。
完成した小さめの移植ごて ポットに土を入れアケビ蔓を刺す