毛糸で布を織っています。いわゆる平織りなのですが、模様が織れないか奮闘しています。模様と言っても、二色の横糸が斜めに接触するだけの単純な模様です。近づいてよくみると、接触部分は階段状になっています。ちなみに横糸が二色あるため、単純に二倍以上の時間がかかります。
困ったことに、経糸が単糸なので綜絖を通る間に撚りがほどけるのです。そのため、切れる経糸が続出しています。そして、そのたびにその経糸を補修しながら織っています。織りと補修で大変な時間がかかります。それでも、気落ちしないでのんびり織っている日々です。いつ毛糸布が完成するやら。
二つの横糸の接点をずらすようにしながら傾斜模様に織る
他の方がどう模様を織っているのか知りません。私は経糸の左右の端から、それぞれの色のシャトルを差し込んでいます。そして、両者が出会う部分でシャトルを引き出しています。そして、綜絖を上下して経糸を交差後に再度シャトルを通して経糸の両端に戻しています。再度綜絖を上下して、その経糸の両端から再度シャトルを差し込んでいます。シャトルが出会う場所を少しずつずらしながら傾斜模様にしているわけです。
二つの横糸が出会う 単色の横糸を20段 次の色の横糸シャトル
経糸8本ごとに、二つの色が出会う場所をずらしました。経糸は128本ですので、128 / 8 = 16 つまり横糸16段で傾斜模様が一つ完成します。実際のこの傾斜模様を織ってみると傾斜が意外に急角度であることが分かりました。次に織る傾斜模様は経糸16本ごとに二つの色が出会うようにずらそうと思います。
傾斜模様後、20段の同じ色の横糸
ところで、経糸と横糸の色の相性があることに気が付きました。私だけかも知れませんが。例えば赤と黄色は✖で、赤と橙は〇ではないかと。毛糸は糸が太いため、経糸の色と横糸の色が違い過ぎると布が荒く見えるように思います。あれこれと反省しながら、勉強だと思ってのんびり織っています。
経糸16本で左右の横糸が出会う 低角度の傾斜模様に
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織機で傾斜模様を織るものの、なんだか
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