麻郷小学校の放課後学習成器塾は今回が3回目です。手芸も3回目で、子供達には1回目から裁縫の練習として簡単な刺し子のコースターを作ってもらっています。コースターの縁取りはミシンで縫います。そのため、私の手回しミシンを持ち込みました。
このミシンは、言わば骨董品に近いミシンです。とても重くて、家庭科室がある3階まで運ぶのが大変です。今回ほとんどの子供達が刺し子を完成しました。コースターにするための縁取りは、私がこのミシンで縫いました。なお、この古いミシンに興味を持った子供が二人いました。私の見守りの中、その子供にこのミシンを使って縫ってもらいました。
私の見守りの中、手回しミシンを使う子供
刺し子を縫っている子供達を見ていて、子供にはいろいろな個性があることに気が付きます。皆よりも早く済ませて宿題を始める子供、縫い目が飛んだり縫い方がやや大雑把な子供、縫い方が丁寧で色の配色も凝る子供、また、集中力が早めに途切れるのかなかなか完成まで至らない子供もいます。など様々です。
たまたまそのような子供が「手芸と料理」コースに集まったのかも知れません。また、これらの個性が、生まれつきのものか、これまで育った家庭環境からきているのか、保護者の興味や教育方針からきているのかは分かりません。今後も個性に合った教え方を模索しようと思います。完成していない子がいるため、刺し子を1回分延長しようと思います。
机上の刺繍糸など 指導員と子供達 完成した刺し子コースター
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小学校の放課後学習 成器塾で手芸「刺し子」
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