残っていた中央部の経糸を張り終えました。今回張ったのは経糸全体の中央部分です。紅花で黄色に染色した毛糸を張りました。これで、白色,青色,そして黄色の経糸を全て張り終えました。次回は張った経糸を巻く作業と、経糸の半分を綜絖に通し直す作業があります。それらの作業を終えて、かつ横糸の染色が終われば、いよいよ織りに入ることができます。
筬のスリットに通しながら、残っていた黄色の経糸を張る
前回経糸を張った時、黄色の経糸を張れるように間を空けておきました。中央の白い経糸8本を挟むように両側にそれぞれ8本ずつ張りました。この経糸も単糸であるため、織る時に経糸同士が絡み合うことが予想されます。そのような経糸のため、織る時は焦らず横糸を1本ずつ注意深く通す必要があります。当然のことですが綜絖を上下前後移動するたびに、経糸がからんでいないか確認する必要があります。
綜絖通しで経糸を引く 経糸を端の棒に結ぶ あと残り8本の経糸
経糸を全て通し終わった後、前回の織りで苦労した経糸同士の干渉を避けるため、水で薄めた糊を吹き付けておきました。単糸ではどうしても避けられない糸の解けを少しでも防止する効果もあります。次はいよいよ経糸を軸に巻きつけようと思います。今後は、デザインを決めて、横糸を準備して、織りに入ることができればと思います。
この状態で薄めた糊をスプレー 糊が乾いてから経糸を巻きつけ
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ようやく、織機にすべての経糸を張り終える
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