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Channel: 東京里山農業日誌
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田布施町のわら細工民具「ほぼろ」の製作講習会(2/x)

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 ワラのみご取りが終わると、いよいよほぼろを作り始めました。ほぼろを作るために専用の用具が必要です。通常「馬」と呼ばれるものと、「駒」と呼ばれるものです。一人に対して、一つの馬と六個の駒が必要です。これらの用具をあらかじめ私が人数分作っておきました。7人が同時に作ることができます。作りたい人がもっといれば増やそうと思います。まずは、これらの道具を皆さんに配りました。

       公会堂広場にブルーシートを広げ、向かい合って座る


 次に、ワラを編むための紐を用意しました。ほぼろの大きさに応じて必要な長さの紐を取ります。作りたい大きさのほぼろのサンプルを参考にして、必要な長さの紐を作ってもらいました。ほぼろの円周の四倍位の紐が良いでしょう。昔はワラで細紐を作っていましたが、今回はジュート紐を利用しました。同じ長さのジュート紐を三本を確保すると、その紐の両端に駒を取り付けます。

 サンプルのほぼろ参考   紐の両端に駒取り付け   駒に紐を巻き取る
  

 一つの紐の両端に駒を付けると、紐の両側から駒に紐を巻きつけます。そして、紐の中心が20cm位残るように駒に巻きます。巻きつけた後、ぶら下げても落ちないような巻止めをします。このようにして、両側に駒を付けた紐を三組作ります。次に、取っ手にする太目の紐一本を用意します。太めの紐は駒を巻き付けることはしません。これらの準備が終わると、馬の前に座ってほぼろを編んでいきます。

    紐の両側に駒を取り付け      馬の前に座り、ほぼろを編む
 


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