このところ急に寒くなりました。早朝に外に出ると、うっすらと白くなっています。霜にしては白いと思ってよく見ると、深夜の間に雪が降ったようです。そこで、はたと忘れていたことに気が付きました。サトウキビの越冬作業です。サトウキビは沖縄ような暑い地域でよく育ちます。この田布施町では夏はそれなりに育ちますが、野外に置いたままにすると、冬を越すことができず枯れてしまいます。そのため、今年も急遽サトウキビを越冬させるための作業をしました。まずは、ノコギリですべてのサトウキビを根元で切りました。そして、茎を30cm位の長さで切りました。
根元で切ったサトウキビの茎を、30cm位の間隔で切る
30cm間隔で切る理由は、収める箱の長さが35cm位だからです。30cmにすると、綺麗に箱に収めることができます。例年の保存経験からすると、2月までは問題なく越冬します。しかし、3月から4月にかけて茶色に変色して傷んでくる茎がどうしても出てきます。保存のこつは、第一に温度です。10度以下に下げてはいけません。暖かい室内に保管します。第二に湿度です。適度な湿度で保温できるように、湿らせたタオルを同梱しておくと良いです。第三に日光浴です。天気が良い日に日光に当てると良いようです。来年の4月まで何%のサトウキビが冬を越せるでしょうか。
根元から茎を切る 30cm位の間隔で切る 保温箱に収納
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遅れてしまったサトウキビの越冬作業
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