Quantcast
Channel: 東京里山農業日誌
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4618

山口産ウールを紡いで座布団を試作(1/x)

$
0
0



 空いた時間をみては少しずつ毛糸を紡いでいます。これまでは織りをしてきましたが、これから数ヵ月かけて簡単なウールの座布団をのんびりと作ってみようかと思います。座布団の表と裏はかいたファームさんで飼われている羊(きなこちゃん)の毛を使い、クッションは田布施農工高校で飼われている羊(茶々丸ちゃん)の毛を使います。まずは、表用に紡いだ毛糸をタマネギの皮で茶色に染めました。薄い茶色と濃い茶色の二色にしようと思います。裏側は藍を使って、やはり薄い藍色と濃い藍色の二色にしようと思います。空いた時間を使っての紡ぎや染色です。楽しみながら、のんびり作ろうと思います。

      きなこちゃんの毛を紡いだ毛糸(双糸)を、茶色に染色


 座布団の表用にする毛糸は先日、間違って下撚りも上撚りもZ撚りにした双糸です。ほどけやすい双糸ですが強さは変わりません。その毛糸を編んでみようと思います。まずは、その双糸を二分割しました。一方を薄い茶色に、もう片方を濃い茶色に染めてみました。最初に薄い茶色です。しかしながら、薄い茶色は薄すぎて、遠目に薄い黄色のような色になってしまいました。もう一度、タマネギで染色し直するか、いっそのこと紅花で黄色が朱色に染め直してみるのも良いかも知れません。

  双子をかせくりに     かせ繰り後に分割    薄く茶色に染めるも
  

 続いて、濃い茶色に染めました。これは、タマネギの皮を細かくカットして時間をかけて煮込んで色を抽出したのでうまく染まりました。私は染色の専門家ではないので、なかなか思うように染まりません。いつも妥協しながら、こんなものかと思いながら進めています。教わる時間がないため、いわば我流でたんたんと進めています。単なる趣味なので。

   極薄の茶色に染まった毛糸(右)     極薄の茶色の毛糸を玉巻き
  

 二色に染めた毛糸をかせくり器にかけて、玉巻き器で巻き取りました。編んでいる時に転がることを避けるためケースに入れました。ケースの中心穴から毛糸を一本出しました。この一本の毛糸を引き出しながら編んでいこうと思います。さあて、うまく編めるでしょうか。どうしても上手に編めならば、織る方に切り替えようと思います。

 タマネギ皮を煮込む      濃い目に染める    かせくりから玉巻き
  


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4618

Trending Articles