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Channel: 東京里山農業日誌
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小麦畑、久しぶりに耕運機で耕運と除草

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 小麦を育てている畑を久しぶりに耕運機で耕しました。小麦を栽培している面積はそう広くありません。東側は田んぼに面する急斜面の土手になっています。この土手に沿って植えてあるこならを、12月に友達に伐採してもらいました。その伐採後の幹や枝などを整理し終わったため、久しぶりに小麦の世話をすることができました。雑草がうっすらと生えた畑を耕運機で耕しながら、ついでに麦間の除草をしておきました。なお、小学校の放課後学習 成器塾の調理で、子供達に教えるパスタにする小麦品種です。

          耕運機で、麦畑の除草を兼ねて耕運する


 今、我家周りの樹を自分でしたりシルバーに頼んだりして大量に伐採しています。伐採するのは地表ですが、地下に残った根はなかなか腐りません。9年前に自分で伐採した樹の根がようやく腐りました。ざっとみて完全に腐るのに10年はかかります。耕運機のロータリーで伐採跡を乗り越えると、腐った根がぼろぼろと散らかりました。これで畑が数m分広がりました。これまで、この切株が邪魔をして畑を有効に利用できなかったのです。

    耕運を開始      切株付近の耕運     もうすぐ耕運終了
  

 今回耕運した畑は、元々は日当たりが良い広々とした畑でした。30年位前でしょうか、亡き父親が干柿用の渋柿をたくさん植えました。近所の方々と協力して、収穫した渋柿を干柿に加工しようとしたようです。その時に植えた渋柿が、今も数本残っています。しかし、最近の温暖化によって渋柿の加工が難しくなりました。そもそも高齢化に伴って加工する人がいなくなったようです。
 渋柿を伐採後、亡き父親は今度はシイタケ用のこならをたくさん植林しました。そのこならが育って大木になっています。そのこならを伐採し始めたのが私なのです。伐採したこなら跡に、寒い時期に実がなる渋柿を順次植えています。この渋柿が収穫できるようになれば、九州に行って渋柿を収穫しなくてもよくなります。

       まだ背が低い麦のわきを、のんびりと耕運機で耕す


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