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Channel: 東京里山農業日誌
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雨の合間に、小麦畑の除草と土寄せ

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 秋に種まきした小麦冬の麦踏みを経て、春になってだんだん背が伸びてきました。それに合わせるように雑草も伸びてきたため、耕運機のロータリーで畝間を除草しました。そして、肥料を施して土寄せをしておきました。土寄せをしておかないと、小麦を収穫する頃に大風や大雨で倒れてしまうことがあります。倒れると麦刈りが面倒ですし、小麦粒の品質が悪くなります。ひいては、美味しいお団子やパンなどを作ることができません。
 今後、出穂して成熟期になるとスズメや鳩などの食害を受けます。網を張るなどしてしっかりと防ぐ必要があります。ちなみに、去年はスズメの被害で小麦を収穫できませんでした。近所に麦を作る人がいないため、地域のスズメがみんな私の麦畑に飛んで来るのです。困ったことです。

           小麦の畝間を除草後、施肥と土寄せ


 小麦を栽培している畑は、あまり肥料分がなく痩せています。そのため、畑の場所により生育に偏りがあります。それが一番よく分かるのは、小麦の背の高さです。畑の北側では比較的生育が良いのですが、南側は思わしくありません。その理由として、北側は過去にジャガイモなどの作物をよく育てていて肥料を入れたことが効いていると思われます。それに対して、南側はこれまで作物を育てたことが少ないです。今後は南側も北側と同じように施肥したり堆肥を入れようと思います。

  伸びてきた小麦     畝間の大きな草を取る    もくもくと土寄せ
  

 今年の小麦品種はバスタ用です。パン用と同じ硬質小麦です。パン用とパスタ用の違いを知りませんが、育っている小麦をみると外見的な違いが少しあります。それは葉の幅です。パスタ用の方が幅が広いようです。以前大麦や裸麦を栽培していましたが、その葉に少し似ているような気がします。子供達にパスタ作りを教える前に、一通り製粉からパスタ麺までを調理してみようと思います。

   日差しを浴びて平クワで土寄せ      畝の片方側からも土寄せ
 


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