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Channel: 東京里山農業日誌
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柳井市 伊保庄 小田~山近周辺の史跡巡りウォーキング(5/5)

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 斎藤牧場から新道を歩きましたが、途中から旧道を歩きました。最近まで使われていた街道です。伊保庄の海岸側には、絶壁の崖のため江戸時代以前は道は無かったようです。その場所は、今でもそうですが崖が迫っています。そのため、今回歩いた山側の道が使われたのです。
 さて、峠に着くとお地蔵様4が安置されていました。新道が通ることになったため移動したようです。お地蔵様4から平生町側の山裾を見ると馬小屋が見えました。道を分かれて、その馬小屋に向かいました。

        馬小屋から我々を見下ろす黒馬、牧舎には白馬


 圃場整備された山裾の一角にその馬小屋がありました。黒馬と白馬の二頭の馬がいました。スマートな体形からすると、引退した競走馬のサラブレッドではないかと思います。話によると女の人が飼っているそうです。場所代,餌代,そして管理費など、犬猫を買うのとはけた違いの維持費がかかるのではないとか思います。旧道をそのまま歩いて黒島方面に向かいました。ずっと緩い下りの道が続きます。

   峠のお地蔵様4      白砂の常念寺跡    着替え前のお地蔵様5
  

 旧道をしばらく歩いていると、右手に常念寺跡がありました。白砂が敷き詰められた小広場に、ご住職の墓石などが並んでいました。鎌倉時代から室町時代にかけて、京都でおきた病などが由来のようです。江戸時代には念仏が盛んだったようです。地域の方々が集まり、大数珠を回しながら念仏を唱えていた様子が目に浮かびます。

           新しい服を着せてもらっているお地蔵様5


 常念寺跡を過ぎて少し歩くと十字路がありました。その場所に隠れるように小さな座像のお地蔵様5が安置されていました。そのお地蔵様4の服は色落ちして苔が生えるほどに朽ちていました。それを見かねて、今回一緒にウォーキングしたSさんが新しい服を着せていました。新しい服を着たお地蔵様5、心なしか微笑んでいるように見えました。

    黒島に向かってのんびり       黒島海岸近くのお地蔵様6
 

 その後、数年前に閉校した柳井南中学校跡地を過ぎて海岸に出ました。そして、屋根付きのお地蔵様6の前を通ってスタート地点に戻りました。今回の史跡巡りは藪漕ぎをするなど少しハードでしたが、牛,馬,そして山羊などの動物に出会えた楽しいウォーキングだったと思います。参加された方々、お疲れさまでした。

    柳井市 伊保庄 黒島~山近周辺の史跡巡りウォーキングのコース


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