日本の野草の一つである紫の栽培に苦心しています。まずは、発芽までの種の扱いがまだ分かりません。ある程度分かってきたのは乾燥に弱いことです。種や培土はなるべく湿らせた方が良いようです。今回は、なんとか発芽して育った三つの苗を路地に植え替えました。紫は雑草として見かけたことがありません。寒地,湿地,日陰など、他の雑草が育ちにくい場所で育つのかも知れません。
紫の苗を、路地に丁寧に植え替え
紫を草木染めに使う場合、その根を使います。色素をアルコールで抽出して染めに使うのです。染めに必要な量の根がまでありません。今年は根を増やすか採種するかしようと思います。そして、来年には草木染めに使える量の紫の根を収穫できればと思っています。自然に生える植物を使っての染めはなかなかに大変です。ところで、草木染めに使っている紅花のつぼみが大きくなっています。そろそろ開花時期を迎えるのではないかと思います。
路地に植え替えた紫の苗 植え替え直後、植木鉢で日陰処理
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紫を植え替え
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