朝夕、すっかり寒くなりました。それに比例して紅葉がどんどん進んでいます。我家前に生えているアメリカフウが紅葉して落ち始めました。階段などが落葉で埋まってしまいました。その上を歩くとカサカサと音をたてます。その音を聞くようになると、いよいよ冬が到来することを感じます。葉が落ち切った頃、その落葉をかき集めてたき火で燃やします。そして、その残り火で焼き芋をするのが風流でいいです。毎年冬を迎える恒例の行事です。
1週間後には落葉して裸になるであろうアメリカフウ
今はすっかり大木になってしまったアメリカフウ、実は8年前に苗を移植しました。8年でこんなに大きくなるとは思いませんでした。大きくなりすぎると伐採が大変です。しかし、我家の婆様は伐採に反対です。この樹は台風から我家を守ってくれるからだそうです。確かにそうでしょうが、いつかは伐採しなければなりません。やれやれ、困ったことです。
我家前のアメリカフウ 階段も落葉だらけ もうすぐ落葉
昔は、どの家も周りを防風林で囲んでいました。台風などから家を守るためです。しかし、今は防風林と言う言葉を聞くことがなくなりました。強固なサッシが開発されたので、少しぐらいの風では窓が壊れることがなくなりました。また、屋根も飛ばされることが少なくなりました。
婆様は災害に弱かった昭和初期の住まいに住んでいました。そのため、防風林に家を守ってもらう意識が今でもあるのでしょう。
樹の下は落葉の絨毯 紅葉したアメリカフウの葉
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我家も紅葉真っ盛り
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