これまでは田布施西小学校で少年少女発明クラブの活動をしましたが、11月は田布施中学校での活動です。活動した教室は理科室です。工作と言うよりも、科学実験と言った方がよいでしょうか。最初に理科の先生から化石についてのお話がありました。古代生物の痕跡が石になったものを化石と言います。石油や石炭は古代の生物が化学変化したもので、石ではないため化石とは言いません。また、石灰岩は古代のサンゴが変質した石ですが、サンゴの形が浮き出る箇所があれば化石ではないかと思います。
化石とはどんなものか講義を受ける子供達
化石のレプリカは、化石の凹型に石膏を流し込んで作ります。石膏が固まるまで時間がかかります。固まるまでの間、本物の化石を見学しました。三葉虫,サメの歯,恐竜の歯などの化石の実物を見せていただきました。見学している間に石膏が固まりました。固まった石膏を取り出して乾燥後、本物を想像して色を塗りました。
石膏を固める材料 化石の凹型に石膏を流す 本物の化石を見学
化石となった生物が生きていた時の色はまったく分かりません。そのため、それを自分で想像しながら各自色を塗りました。茶色一色なのか、カラフルなのか・・思い思いに色を塗って化石のレプリカが完成しました。次回も同じく田布施中学校の理科室で科学実験をします。
凹型から出した石膏を乾燥 思い思いに色を塗って完成