カエデ類の紅葉が終わったと思ったら、今はモミジが紅葉の真っ盛りです。カエデ類は控えめな黄色ですが、モミジは突き刺すような赤色です。モミジ直下の道はモミジの葉が絨毯のように敷き詰められました。毎日、その絨毯の上を歩いて外出しています。モミジが落葉し終わった山は常緑樹の葉だけとなり緑一色になります。そして、冬の到来を静かに待ちます。
眩しいようなモミジの赤が山を染める
他の木々も控えめながら紅葉しています。グミの葉は面白いことに、垂れている葉の下の方から上に向かって黄色に変色しています。また、柿は瀬戸物のような黄色や赤がまだらに染まっています。
ところで、木々の紅葉は、動物のようにトイレに行けない植物の排泄だとの説があります。枯れゆく葉に、不要なものを貯めて樹から落とすのだそうです。そして、落葉して根元に溜まった枯葉は、分解されて再び肥料となって植物に戻ってくるそうです。植物なりのリサイクルとのこと。
赤く紅葉したモミジ 紅葉中のグミの葉 紅葉した柿の葉
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モミジの紅葉が山を赤く染める
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