多くは髪の染色に使うヘナを、私はヘナを草木染めに使用しています。そのヘナが寒さで枯れてしまいました。来年の栽培に備えて、枝先に無数に実った種子を収穫しました。ヘナはインドなどの熱帯で育つようで日本ではうまく育ちません。染色に使う葉は8月にならないと多く収穫できません。また、種子もなかなか実りません。染色用ではなく種子専用にするヘナは、最も日が当たり良く暑い畑に早く植えなればなりません。これは私の経験上の上手いヘナの育て方です。
ヘナはマメ科の植物のようです。種子が鞘の中に実ります。種子を収穫する目安は、鞘の色が黒くなって手で強めに触れるとサラサラと音がすることです。種が鞘の中で踊るからではないかと思います。そのため、サラサラと音が出る鞘だけを収穫します。
摘まんで振るとサラサラと音が出る鞘だけを収穫
ヘナは寒さに弱いので、春は簡易温室で発芽させます。そして、十分に気温が暖かくなる5月になってようやく畑に移植できます。4月に植えると、枯れはしませんが一向に大きく育ちません。7月になって真夏になるとようやく大きく背が伸びます。そして、葉が広がります。その頃になってようやく染色に使える葉を収穫できます。藍と同じで乾燥した葉でも染色できます。来年は10株以上は大きく育てたいと思っています。
半分葉が枯れたヘナ サラサラ音がする鞘 鞘を割ると小さな種
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草木染めに使うヘナの種子を収穫
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