年末に数本の樹を伐採しました。主にくぬぎの樹ですが、春になるとひこばえがたくさん生えてきます。今回、ひこばえが生えないような処理をしておきました。真夏になるとそのひこばえがどんどん大きくなります。そのひこばえを切るのは大変なのです。真夏のその作業は熱中症になる危険性がありますので。
伐採した幹に小さな穴をたくさん開けたり、ノコギリで溝を掘っておきました。梅雨の間に水がたまり幹が腐りやすくなります。腐れば、幹が朽ちてひこばえが生えにくくなるのです。
ひこばえが生えないよう、たくさんの穴を開ける
伐採した幹はとても硬いため、普通のドリルピットではなかなか穴が開きません。そのため、シイタケ栽培に使う短く穴を開けるドリルピットを使いました。径9mm深さ2cmの穴です。ひこばえが生える形成層に沿って穴を開けていきました。樹は成長すると伐採は大変です。地下に張った根っこを引き抜く作業もしないと完全な伐採とは言えません。
形成層に沿って穴あけ 小さな幹も穴あけ 穴あけした幹
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伐採した樹の朽木処理
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