この2~3年のコロナ惨禍のため、郷土館から小学校に移動して昔の暮らしなどについてお話をしています。今回は、今年度最後のその移動郷土館です。城南小学校の小学三年生に、昔の暮らしについて解説しました。子供達に理解しやすいように、私が小学三年生だった頃を中心に話をしました。
お話した内容は、昔の食べ物,遊び,災害,手伝い,結婚やお葬式,学校生活,病気,衛生,そして当時の服装などです。お話しただけでは伝わらないため、実際に使われた昔の道具を何点か持ち込みました。興味を引くように面白く楽しく解説しました。
手回し蓄音機から出る昔の音楽を、興味深く聞く
基本的にパワーポイントを使って解説しました。文字は少なくして画像を多めに入れました。そして、持ち込んだ昔の道具は、桶,ほぼろ,駆虫剤,電球,手回し電話,蓄音機,炭火アイロンなどです。
ほぼろは田布施町の伝統的なわら細工民具で、わらで作られた籠です。これらの中で一番説明に苦労したのが駆虫剤です。今の先生方も知らないようです。寄生虫である回虫を駆除する経口薬です。一番の人気は手回し蓄音機です、手回し演奏を始めると子供達が寄ってきました。
パワーポイントを使って解説 昔使われていた数々の道具
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今年度最後の移動郷土館(出前講座)
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