何げなく庭や畑を見ていると、雑草が茂っていることに気が付きます。暖かくなり草が元気に育っているのです。雑草は園芸作物よりも耐寒性があるため、3月になるとよーいドンで一斉に競争しているのでしょう。早く背が高くなった草が勝ちなのです。中には、花が咲き終わって種が飛んでいる草があります。タンポポです。
いつの間にか花が咲き終わり、種が飛んでいるタンポポ
タンポポが咲いているのを見つけたため、その周りを見てみると、いろんな雑草が花を咲かせていました。まだ肌寒い季節なのに、雑草達には春爛漫なのでしょう。どんな花が咲いているか腰を落として探してみました。背が低いままタンポポがあちこちで咲いていました。こんもり盛り上がったカラスノエンドウもちらほらマメ科特有の花を咲かせていました。
背が低く咲くタンポポ カラスノエンドウの花 ピンク色のホトケノザ
その他に、ホトケノザがあちこちで多く咲いていました。花弁を摘まんで引っ張るとポロリと取れます。また、小さなスミレもたくさん咲いていました。子供の頃、スミレの花弁同士を引っ掛けて遊んだことがあります。これまではピンクや紫などの有色の花弁でしたが、ぺんぺん草とも言われるナズナが白い花を咲かせていました。尺八に似た種がたくさん、花と同じ茎に付いていました。だいぶ前から花を咲かせていたようです。
子供の頃に遊んだスミレの花 通称ぺんぺん草のナズナ
↧
春の野草が一斉に咲き始める
↧