ほぼろの底部を丸く編み込むと、底が抜けないように表と裏を蜘蛛の巣状に編みました。この蜘蛛の巣状に編み込む方法は地域によって差があるようです。縁の編み方,俵の両端の編み方,底部の編み方などの違いです。地域性があって面白いと思います。時間があれば各地の資料館を回ってみたいものです。
子供の背中に合わせた背負いワラ籠(ほぼろ版)
私個人の好みですが、草木染めした紐で編み込むのが好きです。わらと紐のコントラストが、なめこ壁のようなのです。今回の子供用の背負いワラ籠は、円柱面は紅花で染めた紐で編んでみました。底部は藍染めした紐で編んでみました。
蜘蛛の巣編み開始 もう少しで完成 蜘蛛の巣編み完成
底部の表と裏を蜘蛛の巣状に編み込み終わりました。これで、わら籠部分の出来上がりです。次は、わら籠の内張にする布袋をミシンを使って縫製しようと思います。最後に、背負うためのワラ紐を取り付けようと思います。さて、使える子供用の背負いワラ籠(ほぼろ版)ができるでしょうか。
底部の表側を蜘蛛の巣編み開始 完成した底部表側の蜘蛛の巣編み
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子供用の背負いワラ籠(ほぼろ版)の試作(2/4)
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