この連休中の5/3、田布施町のわら細工民具である「ほぼろ」の製作講習会を開催します。「ほぼろ」とは農家で昔よく使われたわら籠のことです。なぜ「ほぼろ」と呼ぶのか分かりません。「ほぼろを売る」との諺が県内で広く言われているため、だいぶ昔から普及していたようです。
わら細工民具「ほぼろ」製作講習会は2年前に第1回目を開催後、今回で第6回目となります。去年春の第3回製作講習会は参加希望者が多くて、二日に分けました。講習会を開催するためには、事前にわらを入手して細工しやすいように加工しておく必要があります。今回、参加者人数分(8名)のわら加工しておきました。
わら細工しやすいように、あらかじめわらを加工
一人でわら細工するためには、木槌でわらを叩いてみご(わらの芯)を取ります。簡単です。しかし、たくさんの人のわらを加工するため、私は次のようにしています。わらを木槌でたたくところを、敷いたわらを車で往復しながら踏みます。専用のわら打ち機械が欲しいところです。そして、みごを取るため足踏み脱穀機を使っています。
敷いたわらを車で踏む 脱穀機でみご取り 加工が完了したわら
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わら細工民具「ほぼろ」の製作講習の準備
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