ほぼろ版猫ちぐらを作り終えたため、次にほぼろ版ポシェットを試作することにしました。ほぼろ版らしく編み台(馬)を使ってポシェットを作ります。今回はポシェットの底から編み始めることにしました。筵を編む方法を使って底を編みました。いわゆる筵編み(ござ編みとも)です。網代編みなどでも良いかも知れません。
わらを互い違いに組んで筵編みに
私が子供の頃、祖母の手伝いで筵編み機を使ったことがあります。編む前に経糸がたくさん張ります。その経糸の間にわらを梳き込むのです。通常の織りとほとんど同じです。
だいたいの形のポシェットの底ができあがると、いよいよ編み台と駒を使ってポシェットらしく編み進みます。
わらを交互に筵編み 底の形ができあがる 新考案の片袖編み台
底から立ち上げるように編むためには、今までの編み台は使えません。そこで、私が考案した片袖式編み台と駒を使ってポシェットを編み進めました。底の形に沿ってぐるりと楕円形に編みます。これで何とかポシェットの形が出来上がりました。
片袖式編み台で編み進む ポシェットの形が出来上がる
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わら細工民具 ほぼろ版ポシェット1の試作(1/3)
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